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シノンのパノラマ、セファロ撮影 

私どもで納品させていただいたシノン(SNX-101CP)パノラマとセファロの撮影方法を
詳しく教えて欲しいとの要望があり、先日、レントゲンのプロと行ってきました。

私も、セファロについては知識が乏しいので大変勉強になりました。

シノンの特徴は、パノラマとセファロそれぞれに専用のX線発生器(管球)があることです。
もともと、東芝が製造していたものですので、医科向けにも対応していたそうです。

2管球の最大のメリットはセファロが常に撮影位置で固定されていることです。
ミリ単位の測定をする矯正にとって、常に同条件で撮影することはとても重要です。


胸部レントゲンのような、ライトビームが付属されています。
患者さんのポジションをとるときに室内灯を消して水平やフィルターの掛け具合などを
患者さん自身の影で確認できます。X線が照射される箇所と光が全く同じになります。


正しい使用方法できっちりポジションを出すと、とても良いレントゲン写真が撮れることを
改めて感じました。

パノラマ撮影の注意点もおさらいしてもらいました。

改めて、ひとつひとつ確認しながら、ポジションを決めていくと本当に良い写真が撮れます。

なおかつ、現像された写真をみて、装置やポジションの不具合に気づくためのポイントも
教えていただきました。
本当に微妙な変化での気付きも必要とされるので、もう少し勉強しないといけないなと感じました。

今回、写真を撮り損なったので(私が実験台だったので)改めて、撮影のポイントを
ご紹介したいと思います。


紹介しておきながら、恐縮ですが、シノンセファロは現在製造中止しております。
今のところ、再開の目途もたっていません。




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